2014年08月22日
朝日のあたる家 上映拒否の映画館。それを笑えない人たち

静岡市の映画館が上映拒否。
と書いたらと、”圧力がかかったんだ!”という人がいた。毎回、そう言う人がいるが、それは間違いである。
小さな映画館に推進派がイチイチ圧力をかけたりはしない。例えば電話して”あの映画は上映しないでくれ!”なんていうと、それは営業妨害、或いは脅迫になる。圧力を掛けるのもなかなか大変なのだ。まして、地方の映画館にそんな手間はかけない。
映画館が上映拒否するのは圧力ではなく、自粛。誰かに何かを言われたら嫌だな。クレームが来たらどうしよう? と、どこの誰か分からぬ存在に怯えて、とりあえず上映は止めようと、結論づけているだけ。”朝日”を上映してくれた全国25館で何か問題が起こったところは1館もない。
だが、そんな映画館を批判することはできない。
一般の人でも、同じ。例えばあなたは町中で原発の話をするのを控えることはないか? 小声で話したりはしないか?
初対面の人と話すとき、いきなり原発の話はしないのではないか? デモに行く人をどこか偏見を持って見てはいないか? 原発問題には触れないようにする。考えないようにしてはいないか?
それらは全て上映拒否の映画館と同じ発想。圧力もかかっていないのに、自ら自粛して、原発問題から距離を置いているのだ。推進派が圧力をかけなくても、そんなふうにして一般の人が自粛して沈黙してくれるので、再稼働も、原発推進もどんどん進んでいるのである。

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