皆さんで太田隆文監督の映画「朝日のあたる家」を応援しましょう。

2014年03月13日

朝日のあたる家 さらに広げるには、次回作は原発ものでは駄目?



朝日のあたる家ー劇場公開はいよいよ、大分でファイナルを迎える。昨年9月からスタートして約8ヶ月に及ぶロングラン。全国25館で公開。多くの人に観てもらうことができた。

だが、これで終了という訳ではない。まだまだ、福島の悲劇を知らない人、原発事故の現実をご存知ない方がいる。そんな人たちに1人で多く、”朝日”を観てもらうことで、もう一度福島のこと。子供たちの将来を考えるきっかけにしてもらうのが、この映画の意味だ。この先も上映を続けて行きたい。

とはいえ、映画館公開は終了する。次のステップは自主上映なのだが、それはさて置いて、その次はDVD。テレビ放送というのが通常の映画の展開。でも、”朝日”はそれができない。DVDメーカーはどこも発売拒否だし、テレビに至ってはまず放送はできないだろう。映画館でも上映拒否する作品。テレビで出来るはずがない。そうすると自主上映でがんばるしかないのだが、いろいろと考えていることがある。

上映を終えた映画の
知名度を上げる方法。何があるか? リバイバル? それにはまた宣伝費がかかるし、各地で観たい人はかなり観てしまっているので、もう大量動員は期待できない。

海外の映画祭で受賞。これは有りだし、やっていくつもり。だが、簡単なことではない。そのためのスタッフを雇い。手続きをして、費用もかかる。そして、よほど大きな映画祭でグランプリでも受賞しなくては、日本のマスコミは報道しない。

続編を撮る?これはすでに何回か書いたが、映画の続編を観るのは前作を観た40%くらい。前作を観た人が中心になり、広がることはない。では、別の原発事故の映画を撮る。これもむずかしい。”朝日”はかなりタイムリーな映画だった。

原発事故をストレートに描いた珍しい映画であったことで、マスコミも注目。出演者である山本太郎さんが参議院に当選したり。上映拒否があったことで、逆に話題になったことで、25館公開にまで広がった。その再現を期待するのはむずかしい。

そんなサヨナラホームランのような方法、ないでしょう?と言われそうだが、ひとつだけある。これはちょっと想像できないと思う。業界の人なら知っているが、それを狙うとは考えないだろう。そして反発を感じる人も結構出るはず。そんな愛護の手段とは?

僕が次回作に原発が題材でない映画を監督し、それを大ヒットさせることだ。そうすれば、前作の”朝日のあたる家”も注目される。思い出すのは”世界の中心で愛を叫ぶ”が大ヒットしたあと。同じ行定勲監督の過去の作品”贅沢な骨”が注目され、ビデオソフトのバックオーダーが殺到したのだ。公開後にビデオ化されたときの3倍が出荷され、ビデオ界で大ヒット。”世ちゅー”を観た観客がかなりレンタルした。

それを”朝日”に当てはめると、DVD化の依頼が来て、レンタル店にズラーと並ぶ。或いは、映画館でリバイバル上映される。という展開が期待できる。それも原発に関心のない一般の映画ファンが中心となり、”朝日”を観る。簡単ではないが、可能性はある。

同時に、以前にも書いたが、”原発映画を撮ると二度と商業映画が撮れなくなる”というタブーを破ることにも繋がる。原発映画を撮った監督でも、平気で商業映画に戻って来られる。その事実は多くの若い映画監督たちを励ます。僕が原発の映画を何本も作るより、より多くの原発を扱った映画が製作されるはずだ。

これで僕が次回作の題材に原発事故を再び選ぶと、若い監督たちはこう思うだろう。”やっぱり、商業映画が撮れなくなり、原発ものしかできないんだ。やはり、原発なんて映画にしてはいけない...." そのためにも、次回作は原発関係ではなく、一般の商業映画を撮らねばならない。青春ものやラブストーリーにせねばならない。

ま、そんな映画を撮るチャンスがあるか?どうかは別にして、それを実現できれば結果として”朝日”をさらに多くの人に観てもらうことができる。若い監督、いやベテランたちも原発を題材として映画を作りやすくなるのだ。そんな唯一の方法。何とか実現したい。





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