2014年11月21日
「朝日のあたる家」原発事故で東京全滅?! そんなことがある訳ないじゃん。と思う方へ

「朝日のあたる家」を作ったことで、それなりに原発事故には詳しくなった。多くの人から取材。報道されている事実もかなり調べた。そこで一番、驚愕したのは原発事故の恐ろしさではなく、そのことを知らない人が日本にはまだまだ、たくさんいるという現実だった。
原発にかなり詳しい人でさえ、その事実を知らないことが多い。「朝日」を見て、「二度目の原発事故が起こったら、あんな呑気にしている人はいない」と批判する人が一部にいたが、それは認識不足。映画の舞台挨拶ツアーで日本中をまわり、いかに福島の事故の悲惨さや事実が伝わっていないか?を痛感した。
「福島の原発事故はすでに収束した」「大きな被害は出なかった」「被災者はもう福島に戻った」「原発事故は近所に住んでなければ関係ない」という人たちがもの凄い数存在する。なぜ、そうなったのか? それは事故を過小評価して、原発事故のことを早く忘れさせようとする人たち、企業、マスコミの力だ。多くの人がそれを信じてしまい、「原発よりも景気が大事!」と思うようになったのだ。
そして総理たちが、まだ手に付けられない状態の福島第一原発に対して「収束宣言」をしたり、「汚染水はコントロールされている」と言い切ったりしたのも大きい。ネットをやっている人たちはダマされないが、新聞とテレビしか見ない人たちはそれを信じ、福島の事故は収束したと思っている人はかなり多い。実際、僕はそんな人たちと数多くお会いした。
さらに、静岡県の浜岡原発が大きな事故を起こせば、その放射能は風で東に流れ、東京が全滅。といっても「そんなSF映画みたいなことはあり得ない!」と信じない人がたくさんいる。マスコミも浜岡が危険という報道はしても、東京が全滅するというコメントはテレビでは誰もしない。いや、東京全滅どころか、新幹線も東名高速も普通になり、日本自体が崩壊する危険性さえある。
それもマスコミは伝えない。それどころか、そんな危険な原発を政府は再稼働しようとしている。次の選挙で彼らがまた政権を取れば、確実に再稼働の嵐となる。票を投じる人は「再稼働、認めまーす!」と賛同するのと同じ。次の大きな地震が来たら、本当に大変なことになる。でも、多くの人は事故は収束。世界一厳しい基準で審査。安全だ!と思っている。
さらに事故が起きれば、また国民負担で収束作業が行われる。責任者は皆、国外に避難して、悠々自適? 事故に巻き込まれた人たちは、福島同様に古里を追われ、仕事を失い、或いは家族がバラバラになり、友達と別れ、厳しい人生を送ることになる。
「私はそうなってもいい!」という人は次の選挙。ぜひ、あの党を応援してほしい。でも、そうでない人は、少し考えて行動してほしい。これがラストチャンス
だ。できれば、その前に、次の日曜日。新宿シネマートでアンコール上映される「朝日のあたる家」を観てほしい。二度目の原発事故が起こるとどうなるか?を体験できるはず。

Posted by 見廻りくま at 20:12│Comments(0)
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