2015年01月28日
「今、安倍を批判するべきではない」という意見はダメ。今、批判しなければならない理由?

イスラム国=人質事件。ネットを見ていると、こんなコメントをよく見る。
「今、アベを批判するべきではない」「それでは敵の思うつぼだ」
「悪いのはアベではない、テロリストだ」
「まずは人質解放も先決にして、責任はあとで追求すべきだ」
これを読んで「一理あるなあ」と思う人がいるかもしれないが、とんでもない。そのことを説明する。今回はテロというより、誘拐事件。本来、テロというのは政治的主張をするために、暴力や破壊行為を行うこと。だから、今回は国際的な誘拐事件というのが本当のところ。
なのに「テロには屈しない」と繰り返す。何より誘拐事件で警察側や誘拐された家族が「犯罪には屈しない」なんて言うだろうか? 極力犯人を刺激しないようにして、解決を計るのが交渉術だ。なのに、一国の首相が誘拐された日本人がいる国のエリアで「イスラム国と戦う国に支援します」とスピーチまでして、2億ドルも出す約束をした。これはもう宣戦布告だ。
そのことがきっかけで、イスラム国側がエスカレート。同額を身代金として要求。その上、犠牲者まで出た。これを誘拐事件で考えれば、そもそも、事件を大きくした責任ある人が、交渉のトップで対応していることになる。事件を解決するなら、まず、その責任者を降ろして別の人間が指揮を取るのが筋。その人は責任を感じ、外れるのが良識ある行動だ。警察で誘拐犯と対応するならば、確実のその人間は外される。そんな人に指揮を取られたら大変なことになるのは誰でも分かる。
そう考えて先のコメントを読んでみよう「今はアベを批判するべきではない」とか「まずは人質解放も先決にして、責任はあとで追求すべきだ」とか「それでは敵の思うつぼだ」「悪いのはアベではない、テロリストだ」おかしいでしょう? 今、アベを批判して、反省した上で降りてもらうべきなのだ。なのに、「テロには屈しない」と言い続け、わざわざ「イスラム国」とはいわず彼らの嫌がる「ISIL」と呼ぶような人をトップに置いておいていい訳がない。
あとではなく、今、降りてもらわなければ交渉もうまく行かない。「敵の思うつぼ」どころか、敵をさらに刺激しているわけだ。それを考えず「非難するべきではない」とか「悪いのはテロリストだ」と公言する人たちこそ、誰かの「思うつぼ」にはまっていると思える。現状を正確に把握するべき。今回は安倍首相の反イスラム国への支援とスピーチがきっかけで大きな事件になったこと。その人間が陣頭指揮を取るべきではない。そこからがスタートなのだ。

Posted by 見廻りくま at 20:56│Comments(0)
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