2013年11月10日
シナリオ取材(3)作家・山崎豊子さんの凄さ 「朝日のあたる家」

2012年 6月
”不毛地帯””白い巨塔” ”沈まぬ太陽”
等で知られる作家、山崎豊子さんの小説を読むと
圧倒される。
もの凄く徹底した取材で書かれているからだ。
病院、銀行、航空会社、舞台となる業界を徹底的に調べてある。
その業界を知らなくても、読んでいて、リアリティを感じる。
その山崎さんが”二つの祖国”を書いたとき
日本にいる日系人の弟と、アメリカにいるその兄が戦場で向かい合う展開を
書こうとしたとき。そんな事実が実際にあったか?
調べまくったという。
実際になくても、フィクションなのだから書けばいいと思うのだが
それでも調べて、調べて、調べて、ようやく事例を見つけたので
書いたという。
僕もシナリオを書くようになって分かって来たのだが、
実際にあった話というのは、創作では絶対に出せなない重みや迫力がある。
どんなに腕のいいライターが書いても
ウソのうまい人が話しをしても、本物には勝てないのだ。
(つづく)

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