皆さんで太田隆文監督の映画「朝日のあたる家」を応援しましょう。

  

2015年05月23日

現代の映画の役割。娯楽だけではなく、大切なことを伝えること。



1980年代。映画は現実逃避の手段でした。辛い世の中。2時間の間、現実を離れ宇宙を旅し、悪い奴らをやっつけて、イケメン男性や美女と恋をする。ハラハラ、どきどき、笑って、泣いて、感動する。そして映画館を出れば、現実に戻り、また「明日もがんばろう」と思うための応援メディアとしての役割が大きかった。

その後、90年代に入り、バブル崩壊。不況が10年以上も続く。2010年代に入ると、311。原発問題、景気問題、法改正、集団的自衛権等、テレビや新聞は本当ことを伝えず、戦争の足音さえ聞こえてくる。時代は悪い方向に進んでいるように思えてる。未来が見えない。希望が感じられない。そんな時代の中で映画の役割も変わってきたと思える。

80年代は「辛い!」と思っても、どうにか生活はできた。まじめに勉強して、会社に入り、しっかり仕事をすれば家族は守れた。だから、仕事が辛い、生活が苦しいといっても2時間映画で現実逃避すれば、また、がんばろうと思えたのだ。が、今は違う。2時間の現実逃避では何も解決しない。

豊かだったはずの日本で餓死する人がいる。信じていた会社が倒産。仕事をなくしてしまう。それ以前に就職できない。正社員になれない。ブラックな会社では過労死するまで働かされる。そんな時代に2時間の現実逃避をさせるだけの映画に意味を見いだしてはもらえない。

今の時代。映画は何を描くべきなのか? 僕がデビュー作「ストロベリーフィールズ」から描いて来たのは「親子に伝える大切なこと」。忘れがちな大切なことを物語を通してもう1度見つめることがテーマだった。そして、ここ最近はさらに、一歩進めて「朝日のあたる家」では「幸せとは何か?」を考えた。

日本人にとって、親にとって、子供にとって、家族にとって、一番大切なことは何か? 何が人を幸せだと感じさせるのか? 幸せって何だっけ? そんなことをテーマに映画を作っている。

「朝日のあたる家」に続く、新作「向日葵の丘」の舞台は1983年。あの時代を振り返ることで、見つめることで、思い出すことで、忘れていた大切なことに気づくはずだ。パソコンもない、DVDもない、CDも、携帯さえもない時代。そんな時代にあって、今は失われたもの。それこそが「幸せ」なのだと思える。では、それは何か?

でも、説教臭い物語ではない。今回もめっちゃ泣ける作品になっている。ラスト1時間は、今回も涙の連続だ。その涙の中で、その感動の中で、あなたもきっと忘れていた大切なことを見つけるはずだ。

「向日葵の丘」は8月22日から東京、品川プリンスシネマで公開。つづいて9月12日からは渋谷シネパレスで公開。東京がヒットすれば、大阪、名古屋公開も可能性が出てくる。応援頂けるとうれしい。





  

Posted by 見廻りくま at 20:56Comments(0)my opinion

2015年05月19日

「朝日のあたる家」「食べて応援」の実態? 吉野家、福島の米を使い、野菜栽培も開始ー日経のニュースからを考える。




「吉野家、福島の米を使い、野菜栽培も開始」

昨日、そのニュースを知った。これも「食べて応援」ということなのだろう。だが、吉野家が考える「食べて応援」とはどういうことか? 推測してみた。

①放射能被害はあるが、問題のない地区もある。福島全体の作物が問題ある訳ではないので、風評被害等の払拭も兼ねて、あえて福島の安全な地区で米や野菜を作り、全国の店舗で使う。

②放射能汚染は単なる風評被害である。福島の米や野菜は全て安全だ。だから、我が社が率先して、それらを使い、全国の店舗で使う。安全性をアピールする。

このいずれかだと思える。もちろん②であれば間違っている。少し前に福島産の米の検査で100ベクレルに限りなく近い、90ベクレル台の米が発見された。が、100ベクレル以下なので出荷されたことは報道されている。全て安全と思っているなら怖いものがある。が、ここでは仮にそう思い込んでいるとどうなるか?を考える。

もし、①ならば吉野家、各店舗で米や野菜の数値を公表すればいい。当店で使用する米****ベクレル。玉ねぎ***ベクレルと紙に書いて貼り出せばいいのだ。そうすれば「おー福島の米は安全だ」と伝わる。

もし②だとしても、同じ。それによって客は「あーほとんど0に近い。安全だ。やはり風評被害だったんだ」と思える。

だが、吉野家はそんな試しみはしていない。米は今年の始めからすでに福島産であり、野菜も今後は福島産にするという。①であろうが、②であろうが、なぜ、そういう試みをしないのだろう? それこそが福島の応援になり、風評被害払拭につながる。でなければ、汚染された米を安く買ってきて全国で牛丼にしていると勘ぐられてもおかしくない。




そこでHPを見てみた。http://www.yoshinoya.com/  が、牛肉に対する安全性の説明はあるが、米がどこのものか?すら書かれていない。要は日経新聞が報じただけで、吉野家自体は「福島産の米」を使っていることはアピールしていないのだ。

これでは①が目的であるとは思えない。②でさえないだろう。日経新聞2013年10月1日の記事にこう書かれている。

「新法人の資本金は1000万円で吉野家の議決権ベースの出資比率は49%。生産した農産物は吉野家が全量を市場価格より3割程度安く買い取る」

3割程安く買い取る。つまり、これが最大の目的ではないだろうか? 本当に「食べて応援」なら①でも、②でも、ベクレル表示をすればいいのだ。それをしない。HPに目的や意思表示もない。これは「食べて応援」ですらないように思える。

記事には自主検査をするとの記述もあるが、だったら、あえて福島で生産する必要性はない。あるとすれば「安いから」だ。ちなみによく「食べて応援」という人がいるが、実際は応援にはなっていない。

福島では安全な食材でもなかなか売れない。それを業者が安く買い叩き、全国で販売する。それも定価で売る。「食べて応援」と言われて、消費者はがんばって購入する。この構図で儲かるのは業者だけだ。安く買い叩いたものを定価で売れば、儲けが増える。キャッチコピーは「食べて応援」同情して買う人も多い。だが、福島の人たちの利益にはあまりなっていない。

もし、食べて応援なら他の地区と同じ値段で購入し、それを定価で売るべきだろう。それでこそ本当の応援になる。そう考えると吉野家の取り組みも、本当の意味で福島支援と言えるのか? 疑問を感じる。自社の利益のためが優先ではないか?もし、そうでないなら、ぜひ、店頭に米や野菜のベクレル表示をしてほしい。
 

2013・10・1日経記事=>

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD010J3_R01C13A0TJ1000/



  

Posted by 見廻りくま at 11:15Comments(0)NO NUKES

2015年05月19日

「朝日のあたる家」(お知らせ)映画のトークショーに出演! 5月21日



20分くらいですが、久々に話します。

 『花蓮~かれん~』下記の舞台挨拶/イベントを開催。

イベントは、上映前。
5月21日(木)池袋シネマロサ、
夜20:40より1回上映

登壇者:太田隆文(映画監督)、五藤利弘監督
MC:島袋光紀(フリーライター)



  

Posted by 見廻りくま at 11:10Comments(0)イベント情報

2015年05月19日

中日新聞のアンケート結果ー浜岡再稼働について県内15首長の回答。



この新聞記事。非常に興味深い。浜岡原発に再稼動について、賛成か反対か?を静岡県内の首長に意見を聞いたものだ。7人は「認めない」と断言している。僕が監督した映画「朝日のあたる家」を応援してくれた方々は皆、「認めない」だ。

しかし「回答保留」である首長たちの意見を見ると「認めない」とは言わないものの、コメントを読むと再稼動を賛成せず、むしろ危険であることを告げているものが多い。「回答保留」といいながら、「賛成」であるかのような意見はない。

ここから見えてくるのは「認めない」と言わない人けど、事実上は再稼動反対というコメントを出す首長は誰かを気にしているということだと思える。「本当は反対なんだけど、認めない!というと、いろいろ言われるんだろうなあ。だから、回答保留にしておこう」という複雑な立場にいる人だと思える。

逆に「回答保留」といいながら、反対コメントをしない人は「認めるというと、市民から批判される。認めないというと、推進派から圧力がかかる。だから、何も意見を表明しないでおこう」という立場だろう。

が、そんな人は意外に少なく、ほとんどが「認めない」か「回答保留」だが、「再稼動は危険。あるいは反対」という意見を持つ人たちだ。それを全部合わせるとなんと13人になる。

静岡県の首長さんたちは非常に聡明であり、懸命だと感じる。実際、浜岡が事故を起こせば大変なことになる。まだまだ多くの人は気づいていないが、下手すると日本が終わる始まり。東海道新幹線と東名高速が不通(そのために第二東名を作ったということもある)になれば、日本の流通、経済は大混乱。通常は東へ風が吹いているので、東京に死の灰が降る。これだけでも大惨事だ。

僕は静岡県で3本の映画を撮っているので、これら首長の内4人にお会いしたことがある。それぞれの答えに、それぞれの立場が感じられる。なかなか、興味深い結果である。


記事=>http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150514/CK2015051402000111.html?utm_content=buffer447c0&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer





  

Posted by 見廻りくま at 11:06Comments(0)NO NUKES

2015年05月12日

「朝日のあたる家」本日、5・12 東京中野区の線量。

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 昨日より低め



 昨日と同様。室内の方高め。

 やばい!



  

Posted by 見廻りくま at 23:01Comments(0)my opinion

2015年05月12日

「朝日のあたる家」あなたはダマされていないか? 事件の本質を理解しているか?


あなたはダマされていないか? 事件の本質を理解しているか?




数年前のことになるが、先輩の監督が酷い目にあった。製作会社から依頼されて映画を監督。常識はずれの低予算映画だった。が、そのスポンサーはカタギの会社の老社長。とても良い人で、自分の古里の素晴らしさを伝えるために自費を投じた映画だった。その思いに共感。厳しい仕事だが、引き受けたという。

ただ、製作費は数百万!信じられない額。独立系でも最低は3000万円ほど。数百万というのは、深夜ドラマか、映画学校の実習のレベルである。それでも先輩はがんばり、睡眠時間を削り、かなり自腹も切り、映画を完成させた。

が、あとで知ったのは実際の製作費は1000万だったのだ。それを製作会社が7割も取り、残りの数百万で撮影をさせたのだ。通常、製作会社は手数料を取る。でも、20%前後が相場。30%取ると阿漕と言われる。それを70%も取るのは悪徳を超えている。

そして何より、数百万の製作費ではやはり映画学校の実習レベルのものしかできない。スタッフにもまともなギャラは払えず、半分ボランティアのような形。なのに、7割もの製作費を会社が抜いて、暴利をむさぼっていたのである。



そこで先輩は製作会社のプロデュサーを呼出し、事情を問い出したが、のらりくらい逃げるばかり。結局、彼は何もせずに数百万の製作費を抜き、映画製作には使わず、自分の利益としたのだ。これは映画界的にも許されない行為だ。

先輩の怒りは収まらず、スポンサーである老社長に訴えた。が、彼は事件が理解できなかった。「まあ、映画はいろいろとお金がかかるのは知っています。製作会社もいろいろ支出があったんだと思いますよ。彼は彼でよくやってくれましたよ」というのだ。古里のために映画を撮ると自腹を切った製作費の大半が、映画に使われず、プロデュサーが自分のものにしたというのに、それが実感として分からないのだ。

「その社長バカなんじゃない?」と思う人もいるだろう。が、結構、そういう人は多い。僕も経験がある。プロデュサーが無断で監督料を半額にしてしまったことがあった。最初に会って話をして額を決めたのに、何も説明もせずに、半額。撮影スタートまで監督である僕はかなりな借金で何年も生活を支えながら、がんばってきた。ギャラを全額もらっても、借金でチャラという状態。なのに、半額にされたら、サラ金の取り立てに追われる生活になってしまう。



抗議をしても「最初からその額でしたよ」と言い張る。映画界は契約書がなく、信頼関係だけで仕事をする。なので、そんなふうに誤摩化す奴が出てくる。要はそのプロデュサーの采配がまずく製作費が赤字になっていた。それを埋めるために、監督料を勝手に半額にして穴埋めに使ったのだ。

抗議しても埒が空かないので、スポンサーに訴えた。が、こう言われた。「監督がそんなお金に細かい人とは思わなかった。失望したよ」ため息が出た。実情を見れば分かりそうなものだが、先の老社長同じように、状況を理解できなかった。本当に責任があり、誰に問題があるのか?把握せず。「監督は頑張り屋だと思ったのに、結局は金なんだね?』と思われたのだ。



そんな経験は何度かある。感じたのは、まず他人のトラブルを理解できないこと。そのいい例が先の「報道ステ」古賀さん事件だろう。問題は何なのか? 責任は誰なのか? なぜ、あんな事件が何が起こったか? そうは考えず。「生放送でマジ、喧嘩。すげー」とかいう感想をたくさん聞いた。

「どっちも、どっち!」とか、明らかに本質を見失った批判も多くあった。どちらを支持しても構わないが、事件の背景、それぞれの立場を理解した上でのコメントは多くはなかった。イスラム国人質事件も同じ。「危ない国に行く奴が悪いんだよ。自業自得。殺されても仕方ない!」という意見を多く聞いた。

が、なぜ、後藤さんはシリアに行ったのか? どういう背景があるのか? それ以前に彼は湯川さんの救出に行ったことを知らない人も多い。では、湯川さんはなぜ、拉致されたのか? 何のために中東に行ったのか? その辺は報道もされていない。



にも関わらず「危険なところに行く奴が悪い」と事情も知らずに決めつける人が多かった。人ごとなのだ。いや、人ごとならいい。先輩の事件のようにスポンサーの老社長が大きな被害を受けているのに、彼はそれに気づいていない。プロデュサーの悪業を分かっていない。手数料を取るなとは言わないが、相場の額にしておけば、スタッフにもまともな額を払い。徹夜徹夜で関係者が苦労することもなく、もっとレベルの高い映画ができたのだ。

でも、それを理解できていない。ろくでもない奴が得をして、まじめにがんばる奴が損をする。自分の金が無駄になり、スタッフは身を削って、その穴埋めをした形だ。なのに「彼は彼なりにがんばってくれた」と問題を起こした人間に感謝する。「馬鹿だよねー」と思う人もいるだろう。だが、あなたも同じことをされているはずだ。



福祉に使うと言って上がった消費税。実は企業の税金を下げた分の穴埋めのために使われ、ほとんど福祉に使われていない。そのことを知らない人が多い。「でも、お年寄りためだから、仕方ないな」と納得している。そんなことは身の回りでたくさん起きている。人々を踏みつけ、よからぬことを考えている輩を支持し、応援する人もいる。

自分が不利益を被っていることを気づかない内はいい。が、金を取られるだけでなく、健康、仕事、古里、家族、子供まで奪われてから、行動したのでは遅すぎる。今、何が起こっているのか? どんな状態なのか? 問題は何なのか? 誰に責任があるのか? どうすればトラブルを防げるのか? 事態を見つめ、ダマされないように、真実を見極めよう。それが今の時代を生き抜く大切なことだと思えている。



  

Posted by 見廻りくま at 22:56Comments(0)my opinion

2015年04月05日

「朝日のあたる家」「三宅雪子のツイキャスナイト」のゲストで出して頂きます!




今週4月7日(火)午後9時から出演!

映画「朝日のあたる家」の話をさせてもらいます。

「三宅雪子のツイキャスナイト」のゲストです。

こちらから=>http://twitcasting.tv/miyake_yukiko35




  

Posted by 見廻りくま at 15:15Comments(0)監督情報

2015年03月29日

がんばれ!「報道ステーション」古賀さんの再登場を願い、僕らが出来ること!



これまで、他局と違い政府からの圧力に屈せず、

大切な報道を届けてくれた番組。しかし、大きな力の前に古賀茂明さんの出演が今夜で最後になる。イスラム国人質事件の際に「アイアム・ノット・安倍」発言をし、放送中に官邸から抗議が来たことが原因だという。誰もいわない正しい意見を言ったのに、政府からの圧力で降板される。もはや戦時中の日本と同じだ。

ただ、昨年末からはキャスターの古館伊知郎の降板も噂され、後任は宮根だという情報が踊っていた。それはすでに聞かれず、古館続投となったようだ。テレビ朝日は古館を守り、古賀を捨てたということか? でも、これが戦い方であり。古館さんを守り、いつの日か古賀さんを再度ゲストで呼ぶという戦略かもしれない。

古館さんを降板させればもの凄い抗議が来て、

視聴率が下がるのは目に見えている。僕も宮根の「報道ステ」など見る気はない。その意味での犠牲であれば、今後の反撃はありえるだろう。ただ、これまで政府と戦って来たチーフプロデュサーまで更迭されると聞く。そうなると古館さんは残るが番組内容がコロッと変わる可能性もある。

来週月曜日から、どこかの局のように「政府が右というものを左とはいえない」という番組になるかもしれない。そうさせるためのプロデュサー更迭である可能性もあるだろう。ただ、「ニュースステーション」から引き継いだ戦う報道番組である「報道ステ」のスタッフはプロデュサー1人が変わろうとも、番組の姿勢は変わらない!と信じたい。

どこかの局は「沖縄で何が起こっているか?」を全く報道しないが、

「報道ステ」はずっと、それを伝えて来た。原発問題を追求する番組がほとんどなくなった中、「報道ステ」は先日も特集を組んだ。今や政府の広報テレビではない最後の局がテレビ朝日であり。テレビ報道の最後の希望と言えるのが「報道ステ」だ。

だから我々にできること。今夜の放送を、古賀さんの発言に耳を傾け、来週からの古館さんの発言がこれまでと変わらないか? ある種の人々が報道してほしくない「事実」も伝えているか?を見守ろう。それが続いていれば大いに賞賛を送ろう。そして古賀さんの再登場をリクエストしよう。もし、変わり果てた報道をするなら強く抗議をしよう。

テレビは視聴率と視聴者の声の力は大きな影響力を持つ。

成果が上がれば、これからも素晴らしい報道を続けてくれるはずだ。まずは今夜の放送を見つめよう。



  

Posted by 見廻りくま at 00:15Comments(0)my opinion

2015年03月23日

「朝日のあたる家」舞台挨拶!山本太郎さん登壇ー動画



 豊橋ドットテレビさんが取材した

 舞台挨拶風景

 よろしく





  

Posted by 見廻りくま at 21:18Comments(0)キャスト

2015年03月18日

親がバカではいけない?⑤ マスコミは真実を伝えない、巨額な広告料をくれる企業のために報道?




2014年12月

「原発再稼働」「集団自衛権」「消費税アップ」「秘密保護法」と今回の選挙で争点になるべきものを僕なりに解説してきた。きっと、ネットを使っている方はすでにご存知のことばかりと思う。が、同世代の友人に訊くと、ほとんどが答えられず40−50代の男性ヤバいぜよ。

そして彼らが特別ではなく、多くの日本人が同じだと思える。だから、大事な問題を置き去りにして「景気をよくしてほしい」なんてことにこだわってしまう。が、何とかミクスでは、景気もよくならないどころか、金持ちと大企業だけが肥え太り、庶民は長時間働いても、生活はよくならず。原発は再稼働。また事故が起きたら日本全滅か? あるいは福島と同じように、税金で何十年もかかり収束作業をすることなる。

子供たちは戦争に行かされて、武器輸出で大企業がまたまた大儲けとなるだろう。と書くと「そんな大げさなことにはならないよ〜」という人が必ずいるが、ぜひ、このシリーズのバックナンバーを読んでほしい。今の日本は確実にそちらの方向に進んいる。それと、もうひとつ。なぜ、それに気づかない人が多くいるか?それを書かねばならない。マスコミの存在である。

マスコミというのは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、情報を伝えるメディア。多くの人はそれらは「真実」を伝えていると思っているだろう。が、そうではない。311でそれがバレてしまった。原発問題を探ると、その辺もわかりやすくなるのだが、要はテレビも新聞もスポンサーというものがある。テレビならCM。新聞なら広告。それらの企業はマスコミにとっては、お得意様。大手スポンサーの都合の悪い情報は流さない。

だから、原発は安全と言い続けた。だって年間800億円以上の広告費。ダントツ1位の大金をもらっていれば、ちょっとやそっとの事故は報道しない。そして、これからも、そんな大金がもらえるなら、早く再稼働できるように、「事故は収束した」「被害は少なかった」「放射能は危険ではない」と思えるニュースを平気で流してしまう。だって、企業の目的は金儲けなんだから。

僕らは長年それに気づかず、ニュース番組は中立公正で「真実」を報道するものと思い込んでいたのだ。それと同じことが今、同じ構図で、マスコミを歪めている。そもそもマスコミは国や政治を監視し、問題を指摘し、それを国民に伝える役割を担っているはずなのに、最近は国のいうことをそのまま伝える御用メディアに成り下がっているところが多い。

某放送局の会長などは「国が右ということを左とはいえない」と記者会見で公言する。本来は「国が右」といっても「それは違うのではないか?」と指摘するのがマスコミに仕事。いや、御用メディどころか、国が進める危険な法案について解説、批判をしないことが多い。そして、福島第一原発の事故。直後は多くの報道があったが、最近はめったいに見ない。事故は収束。被災者は皆、家に帰れたのか? いやいや、まだ14万人が帰宅できず、多くが仮設住宅でこの瞬間も生活している。



なのに、マスコミはそれをしっかりと報道しない。「原発事故のことはもう忘れてほしいう」といいたいかのようだ。その結果、視聴者の多くは、あれほど「原発は危険!再稼働は反対」と盛り上がっていたのに、今は「景気が大切」といい出した。まんまとマスコミに乗せられているということだ。そのマスコミにそんな指示を出しているのが、もちろんあの党。マスコミ関係のトップと次々に会食。友好を深めている。

そして、マスコミは彼らに都合のいい情報を流し、都合の悪いものを止める。それに従わない局に対しては「公正な報道をするように」と圧力をかける。切り札はテレビ放送権を取り上げること。こうして、今日本は戦時中のように大本営発表の国になった。太平洋戦争当時。日本軍は各地で敗退していたにも関わらず、国内の新聞、ラジオは連戦連勝の報道をしていた。それと同じ。

「景気がよくなった実感がない」というインタビューを流せば、あの人が番組内でクレームつけ。あとで党から圧力もかける。もう、戦時中と同じ構図。が、多くの人はそれに気づかず、日本が戦争に参加することなんてなく、言論の自由は保障され、これから景気がよくなると信じているのだ。

だが、マスコミが伝えずとも、ここしばらく国会で提案された法案や閣議決定されたものを見ると、とてもそうは思えない。本来、マスコミがそれを指摘すべきだが、ほとんど無視。あるいは推進している。批判する局は別の理由で叩かれ、信頼を落とされる。それが今のマスコミの状態。もちろん、最後の上げた局はがんばっている。が、今、物凄い圧力を受けているはずだ。そして多くの日本人はそれを知らず。安穏としている。

そろそろ気づいた方がいい。今の日本は一部の金持ちと大企業だけが大儲けして、庶民はより貧しく。苦しめられる国になっている。マスコミを使い、嘘の情報を流し、本当のことは秘密! どうしたらいいの? どうしようもないの? いや、変えることはできる。次の選挙だ。その選挙で、NOを突きつければ日本は変わる。だが、支持すれば、これから4年。さらなる厳しい時代が待っているだろう。

あの党を支持するということは、「原発事故で故郷を失ってもいい、子供を戦争に送り出してもいい、高い消費税に苦しんでもいい、一部の金持ちと大企業のために犠牲になりま〜す」!という表明でもある。それらが現実になったとき「えー、こんなはずではなかった!」「騙された!」といっても、もう遅い。

ただ、問題がある。だったら、どこの党に投票すればいいのか? ということ。確かに、この党がオススメというところは残念ながらない。だが、方法はある。それは次回。お伝えする。


 つづきはこちら=> http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2014-12-04-3




  

Posted by 見廻りくま at 21:04Comments(0)my opinion